2025.06.25 コラム

外壁DIY洗浄のポイント

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こんにちは。すみれ建装佐藤です。  

雨の多い季節になりましたね。雨や湿気などの影響で外壁の汚れが気になってきた人もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日は自分で外壁洗浄を行う際のポイントについてお伝えいたします。 

  • 準備するもの

    ● 外壁用の洗剤(ホームセンターなどで販売しています)

    ● ブラシやスポンジ(やわらかいもの)

    ● ホース

    ● バケツ

    ● ゴム手袋  


    ほとんどホームセンターで購入可能です。洗剤は強すぎると塗膜をはがしてしまう恐れがあるため外壁専用のものを使用するようにしてください。


    • バケツ
  • 外壁洗浄のやり方

    ①     全体に水をかけ表面のホコリを落とす。

    ②     洗剤を塗布し、ブラシやスポンジでこする。

    ③     洗剤が残らないよう水で十分にすすぐ。



    外壁洗浄時の注意点

    ● 塗膜をはがさない

    外壁には塗料の膜(塗膜)があり、これらは外壁を守る役割があります。

    強くこすったり、強い洗剤の使用で塗膜が剥がれたりしないよう注意しましょう。

     

    ● 汚れに合わせた洗剤を使う

    外壁の汚れで多いのがコケやカビ。これらの汚れは専用の外壁洗剤が出ているのでそれを使用し、あまりこすらないようにしましょう。塗膜がはがれたり外壁が傷ついたりするとせっかく洗浄してもさらにカビやコケが発生しやすくなります。

    ホコリや雨だれなどの汚れは家庭用の中性洗剤を薄めて使用してもOKです。これで落ちない場合は外壁用の洗剤を使って落としてください。使用の際は説明書をよく読み希釈濃度を守って使用しましょう。


  • 高圧洗浄機を使用する場合

    ブラシや洗剤でも落ちない汚れがある場合は高圧洗浄機を使用する方法もあります。 高圧洗浄機を使用することで高いところなどより広範囲の汚れを効率的に落とすことができます。

    その際注意点が2つありますのでご紹介します。


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  • 注意点① ノズルを近づけすぎない

    洗剤と一緒で強い刺激は塗膜をはがしてしまう恐れがあります。高圧洗浄機のノズルと外壁は20cmほど離して塗膜をはがさないよう注意しながら洗浄しましょう。


    注意点② 汚水の飛散に注意

    高圧洗浄機はホースよりも水が広範囲に飛散しやすいため、洗浄後の水が近所に飛散してしまうというトラブルがあります。あらかじめ声をかけておくか養生をして飛ばないようにする、もしくは雨の日に洗浄するというのも一つの手です。


    高圧洗浄機を使って高いところが届く場合は、ぜひ軒下の外壁を洗浄してください。軒下は雨水が当たりにくく、付着した汚れや塩分が落ちにくい場所です。金属サイディングの外壁で海に近い家はここが錆びていることが多いです。定期的に洗浄することで錆びを防ぐことができますのでぜひやってみてください。


    • 軒下写真
  • 洗浄の頻度

    数か月~半年に1度程度洗浄するのが望ましいです。手の届く範囲でいいので汚れがついているところを中心に洗浄しましょう。

    そのうえで3~5年に1度は雨どいも含め業者に全面洗浄を依頼することをおすすめします。自分では届かない高所も含め洗浄することで外壁の持ちがよくなります。とくに雨どいは落ち葉やゴミがたまって排水ができなくなることがあります。そうなると外壁に雨水が落ちやすくなり、外壁の寿命を縮める原因になります。雨どいから水があふれるようになったら早めに洗浄しましょう。


  • まとめ

    外壁をきれいに保つことは見た目のキレイさだけでなく外壁の持ちにもいい影響があります。定期的に洗浄して外壁をキレイに長持ちさせましょう!


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