せっかく塗り替えるのであれば今とは違う色にしてみたい。けど、何色がいいのか迷ってしまうという方、まず次の２つを決めてみてください。  

その１：周りと調和させるか目立たせるかを決める

その２：おおまかな色の傾向を決める

まず近隣の家の外壁と調和させたいのか目立たせたいのかを決める。これだけでだいぶ方向性を絞り込むことができます。

周囲に淡い色の外壁が多く、そこと調和させたい場合はベージュやグレーなど淡い色を、逆に目立たせたいという場合はブラウンやネイビーなど濃い色がおすすめです。

ただ近隣の家や街並みの雰囲気とあまりにも違う色にすると、悪目立ちしてしまうこともあるため注意しましょう。

周囲とのバランスのとり方が決まったらおおまかな色の方向性を決めましょう。

例えばグレー系や青っぽい色などです。  

でもそこを決めるのが難しいんだよ！という方に人気の外壁色と特徴をご紹介します。

1.ベージュ系（ナチュラル・明るい印象）

2.グレー系（スタイリッシュ・汚れが目立ちにくい）

3.アイボリー系（柔らかく優しい印象）

4.ダークブラウン（重厚感・和モダン風）

5.ホワイト（明るく清潔感がある）

王道はベージュ、グレー、アイボリーです。

汚れが目立ちにくく長期間美しく保てる人気の色です。

これらは似たような色に思えるかもしれませんが、外壁全体に塗ってみると結構印象が異なります。

いずれも悪目立ちする色ではないのでお好きな印象を選ばれるのがおすすめです。

最近はグレーとベージュの中間のようなグレージュも人気があります。

白や黒はスタイリッシュでおしゃれな印象になりますが、汚れが目立ちやすいため注意が必要です。こまめに洗浄するなどのメンテナンスが必要になることがあります。

また個性的すぎる色は飽きやすいためこちらも注意が必要です。売却時にマイナスになることもあります。

濃い色の人気色はブラウンやネイビー、モスグリーンです。

色の方向性が決まったらその中からいくつか気になる色のサンプルを取り寄せましょう。色見本のみで決めてしまう方がおられますが、色見本は小さいため、実際に塗ったときの印象と異なることがあります。A4サイズ以上のサンプルを取り寄せ、屋外で確認するのがおすすめです。  

また、塗装業者によってはカラーシミュレーションをしてくれるところもあります。サンプルだけではイメージがわきにくい、もっとリアルなイメージをしたいという場合はカラーシミュレーションができる業者に相談してみましょう。

●屋根や玄関との相性を考える

外壁の色だけに注目しがちですが、屋根や玄関ドア、サッシなどとの色バランスも大切です。外壁塗装が終わってみて「なんか思ったのと違うなぁ」という場合は、これらとの色の相性が良くなかったということがあります。

外壁色だけでなく家全体のバランスを含めて検討しましょう。玄関ドアやサッシなども外壁色に合わせて塗り替えてしまうという選択肢もあります。

●ツートーンカラーも検討する

外壁をすべて同色にするのではなく、上下やサッシまわりなどにもう１色使うとおしゃれな印象になります。アクセントとなる色の面積が少なければ悪目立ちせずに個性を出すことができます。

その場合色数は２色までにおさえ、同系色にするとまとまりが出て失敗しにくいです。

いかがでしたでしょうか。

外壁は塗り替えたらその色と10年ほどお付き合いすることになります。納得できる色を楽しみながら選んでください。

すみれ建装は無料でカラーシミュレーションもやっているのでお気軽にご相談ください。  

最後までお読みいただきありがとうございました。