高性能遮熱塗装工事の流れ
ここでは、お客様から遮熱塗装工事のご依頼をいただいてから完成までの流れをご紹介します。
『Step1』
現地調査
お客様から見積依頼を頂いたら、まず最初に行うのが『現地調査』となります。
写真や図面を頂いて見積する場合もありますが、当社では基本的には現地にて下地の状態を確認したり写真や図面では解りにくい錆の状態や劣化状態を 『 直接目で確認する事 』 で、よりお客様の建物に合った見積りをする事が出来ます。
「現地調査」をする事によって、建物の細かな状態を確認する事が出来ます。
建物は下地の状態や周囲の環境によって傷み方はそれぞれ異なります。
現地調査では錆や劣化の状態に合せ錆止めの種類や塗装回数を決めて行きます。


『Step2』
その他確認箇所
屋根の塗装工事の場合建物周辺の状態も確認する必要があります。
右の写真の場合では隣に自動車屋さんがあり、塗装工事の際に塗料の飛散が考えられます。
また、施工スタッフの安全を考え屋根塗装だけであっても、当社では足場を組立てて作業を致します。


『Step3』
足場設置&防水処理
見塗装工事のスタートは「足場組立」になります。
足場を組み立てる目的は現場スタッフへの安全を確保する事は勿論ですが、塗料の飛散防止やお客様の安全通路を確保する目的もあります。
またしっかりした足場を組立てる事によって隅々まで配慮出来る為、仕上げの品質向上にもつながります。
塗装の前には下地処理が必ず必要となります。
下地処理の良し悪しで塗装の仕上りや持ちが大きく変わってきます。
今回は屋根の取付ビス周辺が傷んでおり、コーキングにて防水処理を行いました。


『Step4』
施工前温度確認
鋼板屋根等には、夏の暑し熱を室内に伝わらない様、また寒い冬の時期に室内の暖かい熱が外部に逃げないように「遮熱塗装」・「断熱塗装」の塗料を塗装をお勧めしております。
多少値段は高くなりますが、お客様のご要望にお応えしながら「塗装の効果」や「快適な室内空間」をご提供出来る様、ご提案させていただきます。


『Step5』
使用塗料の確認
塗装の前には必ず確認する事があります。それは使用する塗料の材質や色を確認する事です。
折角塗装しても、お客さんのご注文いただいた塗料を塗装しなければどうにもなりません。
当社では使用塗料の写真も記録して「完了報告書」としてお客様にご提出させて頂きます。


『Step6』
高圧洗浄作業
高圧洗浄では壁などに付着しているほこりやコケや錆を専用の機会を使って綺麗に落としていきます。
屋根の高圧洗浄では建物周囲を確認しながら慎重に、丁寧に洗浄します。


『Step7』
下塗り・2回(遮熱型錆止め塗装)
ここからやっと塗装に入ります。意外と下地確認・処理に時間が掛かります。
下塗りは塗装する部位に合わせて
・錆止め塗装
・シーラー塗装
・サフェーサー塗装
等があります。
又、下塗りは上塗塗料と外壁等下地材を密着させる機能も持っております。
今回は下地の錆の状態が酷く、また遮熱の効果を高めたいので遮熱用の下塗り材(錆止塗料)を2回塗装します。
2回塗りをする事で塗膜が厚くなり、遮熱効果が高まることは勿論ですが、下からの錆を抑え込む効果も高くなります。


『Step8』
上塗り・2回(遮熱型上塗材塗装)
下塗りが乾燥した後、上塗材の塗装に入ります。
上塗材は最低2回塗装するのが基本で、建物を風雨や紫外線から守る役目があります。
今回は遮熱・断熱塗装に効果の高い日進産業の「ガイナ」を使用しました。
上塗り(1回目)が乾燥した後、上塗(2回目)の塗装に入ります。2回目の上塗りは最終仕上げとなる為隅々まで細かく念入りに塗装します。
2回目の上塗で塗装の光沢や仕上がりが今一つの場合3回目の上塗り塗装を行います。


『Step9』
遮熱塗装工事の完成
上塗り塗装が終わると周辺の清掃と足場材を撤去して清掃を行い完成となります。


『Step10』
施工後の温度確認
塗装完了し屋根表面の温度を測って完了となります。
今回の「遮熱・断熱塗装」で73度あった屋根面の温度が45度になっていました。
これで建物を錆と熱から守り、快適な室内空間が完成しました。
屋根の裏面は、38度になり、室内で働く方々にもご好評いただきました。
工事完了してお引渡しをする際、工事保証書を発行します。屋根・外壁は5年の保証をしております。
その後定期訪問等をさせていただき、建物の困り事や塗装面の確認をさせて頂きます。

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